趣旨
本会合では、2030年頃に見込まれるポスト「富岳」時代に向けたフィージビリティスタディ(FS)の状況を報告するとともに、関連分野(物理気象モデル、AI気象モデル、観測データ、プログラミング環境)において最先端の研究開発を実施している研究者の方々に研究開発の現状や将来展望を講演していただく。ここ数年で急速に広まった ”AI for Science” という大きな潮流の中、参加者それぞれがポスト「富岳」時代の気象・気候分野の姿を思い描くとともに参加者間で議論を行うことで、気象・気候分野の更なる発展を目指す。形式
現地会場+オンライン(ハイブリッド形式)現地会場:東京都港区虎ノ門 2-4-7 T-LITE(トライト) ビジョンセンター東京虎ノ門 4階401C(虎ノ門駅すぐ)
オンライン:Zoom
プログラム
進行状況により、発表順や時刻が変更になる場合があります。- 13:00~13:25 「趣旨説明」および「次世代計算基盤に向けたこれまでの取り組み」 小玉 知央(海洋研究開発機構)
- 13:25~13:50 「微気象と深層学習:予測から科学的理解への架け橋」 安田 勇輝(東京科学大学)
- 13:50~14:15 「SCALE-SDM を用いた研究の現状と将来展望」 島 伸一郎(兵庫県立大学)
- 14:15~14:40 「SCALE-DG の開発進捗について」 河合 佑太(理研R-CCS) 14:40〜15:00(休憩)
- 15:00〜15:25 「AI台風予報の現状と将来展望」 山口 宗彦(気象研究所)
- 15:25〜15:50 「全球LESの現状と将来展望」 松岸 修平(東京大学大気海洋研究所)
- 15:50〜16:15 「2030年に向けた気象業務の将来展望と、気象庁の取組」 長谷川 昌樹(気象庁)
- 16:15〜16:40 「GPU対応:性能可搬性が高いプログラミング環境の検討」 山崎 一哉(東京大学情報基盤センター) 16:40〜17:00(休憩)
- 17:00〜17:30 「AI for Scienceロードマップの紹介」および「自由討論」 中野 満寿男(海洋研究開発機構)
- 17:30〜17:40 「まとめ」 足立 幸穂(理研R-CCS)
共催
- 文部科学省委託事業「次世代計算基盤に係る調査研究」
(システム調査研究チーム アプリケーション調査グループ 気象気候分野) - 日本気象学会 計算科学研究連絡会
世話人
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計算科学研究連絡会 世話人